上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010.10.29 子どもは正直


「病に倒れた父の看病のため、しばらく学校を休みます」


そう書き残して以来、その先生は2週間学校に来ていない。

はじめはセオリー通り神妙な顔をしていた同僚の先生たちもそろそろ疑い始めた。


いくら何でも長すぎるでしょ。

連絡を取ろうにも電源はOFF。

病気と本人が言ってる以上、ツッこみづらい問題。


しかし、この事件は思わぬところから真実が明らかに。

同僚の一人がその失踪中の先生の子どもに今朝会ったらしく、


「お父さん、どこにいるの?」

「お父さん、お母さんに会いに行ったよ」


はい、まずこの時点で発覚したウソが一つ。
父の看病ではなく、離れて住む妻に会いたいだけだった。


「お母さんどこにいるの?」

「お母さん、南アフリカにいる」


はい、さらに大きなウソが発覚。
行先は北部にある実家ではなく、アフリカ大陸最南部の南アフリカだった。



これには、さすがに同僚もあきれ顔。

学期中に、しかもウソをついて職務放棄。





日本なら、

「はい、今までどうもおつかれさん」

で終了なんだろうが、ここはマラウイ。

先生が少ない以上、簡単にクビにできないし、そんな権限が学校にない。




行くのは本人の自由だけど、生徒にも学校にも迷惑をかけない学期休みを選んでほしいもんだ。




「お父さん、大丈夫だった?」

「ありがとう、もう大丈夫だよ」



吐き気がしそうなこんな会話を僕は確実に聞くことになる。



スポンサーサイト
2010.10.28 偏頭痛

マラウイアンは恋愛対象になるのか?


隊員同士で必ずと言っていいほど一度は議論されるこのテーマ。

これは何もマラウイに限った事ではないだろう。
海外で2年生活する協力隊にとって、任国の人と恋に落ちる可能性はゼロではない。

事実、そういう話もたまに聞かれる。



確かに赴任当初、見慣れない黒人とあって顔の区別をするのにも一苦労だったのに、今ではむしろ「なんで黒人とか言ってたんだろう?」くらいに顔の区別がつくようになったし、かっこいい人、美人な人もある程度わかるようになってきた。


だが、僕に限って言えば、全く恋愛対象にはならない。

念のため、もっかい言う。

全く恋愛対象にならない。

なぜかわからないけど、そんな気が起こらないんだから、仕方ない。

ただ、こっちへ来て、確実にストライクゾーンは広がっている。
日本に一時帰国した時に痛感したが、電車に乗るたびに、だいたいの人と結婚できるんじゃね?くらいの勢いだった。



生物の環境への適応ってのはある意味恐ろしいもんだ。


そういえば、教育の日のテーマは、

「教育は社会と経済の発展のために重要である」

だった。





体調不良はどうやらカビの生えたパンを気づかずに食べたことが原因のようだ。

それに気付かない俺もまぁカビみたいなもんだ。




2010.10.26 アフリカの日


「教育の日」


と聞くと、みなさんは一体どのような日を想像されるだろうか。

明日、マラウイは「教育の日」らしいのだが、実は休日になるわけではない。


毎年一度テーマを政府が決定し、地域ごとの学校関係者(生徒もみんな)が決められた場所に集まり、テーマに即した行事が行われる、ということらしい。


今年のテーマはこれ。

「教育は社会と何とかの発展に重要である」

らしい。

…あぁ、そうですか。

何とかって言ってる時点で僕には全然興味が湧いていないことはおわかりだろうが、仕方がない。


じゃあ、実際にどんなことが行われるんだろう?

教育の日と銘打ったからには、なんか偉い人が来て粛々と教育とは何ぞやってのを説法するのかと思いきや、やはりアフリカは想像を超えてくる。

いや、むしろ想像通りと言ってもいいかもしれない。

「ダンス、ポエム、劇、スポーツ、、とかだよ」

おかしな点は探せばいくらでも見つかる。

まず、テーマに沿ってない。
毎年テーマが変わるらしいが、どうせ同じことが何十年と繰り返されてきたに違いない。

次に、「教育の日」ではない。
百歩譲っても教育にかすったくらいだ。

そして、人々のモチベーション。
実はこのイベント、本来は先週に予定されていた。
しかし謎の延期。よくわからないイベントがよくわからない理由で延期。
延期されたはいいが、結局準備し始めたのは前日の今日。
マラウイ全土で行われる大イベントにしては国民のモチベーションは低い。



ま、よくあることだ。

ふわふわした計画が、ふわふわなまま行われ、ふわふわした結果がもたらされる。

とりあえず、「教育の日」ではない。

「文化の日」か「アフリカの日」にすればいい。






どうでもいいが、僕は日本にいた時から季節の変わり目に弱い。

2010.10.25 鼻詰まる週末


体調がすぐれない。


仕事は詰まってはいないが、鼻が詰まっている。


鼻が詰まると、なぜか元気が出ない。


元気は鼻から出てるんだろうか。


口内炎もそろそろ痛みがピークになる。


同じところを4回も噛んだ人間は僕が初めてだろう。


いや、パイオニアがインドあたりにいそうだ。


ギネスに申請してみようか。


あぁ、また闘いが始まる。


「教師は役者」か…。


僕は役者に全く向いてないとどっかのサイトに言われたが、頑張ってみよう。






今日の早朝、教育実習を終えた新隊員さんは首都リロングウェに帰っていった。


自分の授業を見てもらったことはもちろんだけど、生徒のつもりで日本人の授業を見れたことはとても意味のあることだった。

先生がどんな言葉を発したら生徒は顔を上げ、聞こうとするか、

実験をするにあたって言い忘れてはいけないことだったり、

説明の合間にさりげなく入れる切り換えの言葉だったり、、、


あとは、やっぱり板書の大事さ。

何を言ってるか聞き取れない時に、黒板の文字を見て、「あっ、これのことね。」っていうのが何回もあった。

教科書がない彼らにとっては特に大事。





授業の他にもいろいろと訓練所時代の話やらなんやらで何かと盛り上がり、楽しい3日間だった。

その代わり、雨季が始まり、口内炎ができ、喉が痛くなり、声が枯れ、鼻が詰まった。





そういえば、僕の県に訓練所時代の同期と全く同じキャラの人が来た。

これから楽しくなりそうだ。


2010.10.17 教育実習


マラウイに来た理数科教師隊員は先輩の任地を訪ね、授業を見学し、実際に本人も授業をする。

これが教育実習。

僕も例外ではなく、ちょうど一年前のこの時期に教育実習をした。

あのときの先輩の授業は今でも覚えている。



今週は新しく来た隊員の一人が僕の学校に教育実習に来る。

建前は僕が教える立場だけど、僕も彼と一緒にお互いの授業を良くしていければいいなと思う。

いや、むしろ、僕が教わりたい。






無数の蚊にさされる夢を見たが、あれが現実かどうかよくわからない。

蚊が僕の血液を全部吸い取るには何匹必要なんだろう?





しんどいってわかってるけど、将来のことを考えるのは楽しい。

まだ出会ってないけど、将来大きく関わる人が既にどっかにいる。

そう考えただけでわくわくする。

どんなやつなんだろう?

僕がこれから死ぬまでに知り合いになる人は一体何人いるんだろう?

人よりは少ないだろうな(笑)




お金のかからない贅沢な週末だった。

2010.10.15 母の日


今日は祝日なので、土日を入れて3連休。

ウェルカムパーティーや音楽イベント、旅行など隊員それぞれに楽しんでいるようだが、僕は任地から出ないというチョイスをした。

言っておくが、友達がいないわけではない。

友達が多いとは言わないが、いないわけではない。

いろんな人と話して、情報をゲットし、笑いあい、ストレス発散するのも魅力的だけど、日曜の夕方に疲れて帰ってきて、月曜を迎えるというのがどうも好きになれない。


月曜日は新品でありたい。



授業の方はいろいろと試行錯誤だ。

質問の数をかなり増やしたり、板書とトークのメリハリをつけたり…。

知識の押しつけは最大限押さえた。

前よりは良くなった気がするけど、まだまだ鼻くそだ。


授業に限ったことじゃないが、

「コミュニケーションにおける最大の問題は、それが達成されたという幻想だ」
by 偉い人

「何を伝えたか」じゃなくて、「何が伝わったか」だ。

わかってても、いざ行動に移すのは難しい…。







活動の事、将来の事、友達の事、人間関係、いろいろと物思いに耽る休日。







日差しの強さが半端じゃない。

暑いとかじゃなくて、痛い。



兄弟の頑張りは何よりもモチベーションになる。

追いついたことがないもんで、追いつきたくなる。



授業をもっと良くしたい。

「授業とは、教師と生徒で作り上げるものです。」

先生の言葉が胸にささる…、うー。



だんだんと夜でも気温が下がらなくなってきた。

扇風機を買うなら今だが、去年はうちわで乗り切ったし…。

ま、しようと思って今していないことは結局いつになってもしないことが多い。

要するに、僕は今年もうちわで暑さを乗り切り、バケツで雨漏りを乗り切ることになる。



授業の内容や組み立て、流れをいろいろと考えてるうちに時間はすぐに経ってしまう。

どれだけ僕が今までサボっていたかが分かる…。

それにしても、授業ってのは難しいもんだ。

理想の授業をイメージできても、さらにそれを自分が実際にできなきゃいけない。

英語ペラペーラだったらもう少し気が楽なんだろうなー、なんて思ったり。




僕は今まで先生にはとても恵まれた方だと思う。

あの人たちはすごい努力をしてたんだろうなー。

いやぁ、先生の偉大さを知る今日この頃。


2010.10.10 補習 vol.2



今日は土曜日。

先週同様、チャプターが終わったので国家試験対策の補習をした。

夕方に買い物に行くつもりだったので、今日はは朝だけ。



「たとえ1人しか来なくとも教える!」と言ったおかげか、30人ちょい来た。

先週の補習は自分としてはあまり感触が良くなくて、彼らに申し訳なかったと思ってただけに、20分前に来てた女の子がいて、嬉しくて泣きそうになった。

今週のトピックは酸・塩基。

このトピックに関しては、わりとデモンストレーションを取り入れたからか、それとも計算などが少ないからかははっきりわからないけど、先週よりは出来がよかった。

テスト形式で最後に解説という流れにしたが、答えをどうやって考えたか、導いたか、そういうのを簡単な問題でも細かく生徒に聞いて、説明させた。

基本的なところは理解していたので、ほっとした。





僕が先日出した第3号報告書(赴任約一年で提出)。

毎回、報告書には研修でお世話にになった(いや、しごき倒された)技術顧問の先生のコメントが送られてくるのだが、そのコメントが強烈だった。

ここで紹介すると動悸が起こりそうなので、詳細は省くが、要するに、

“授業のあり方を見直しなさい”

というものだった。

確かに最近は授業に対する姿勢が思わしくないのはわかっていたし、でも理想通りにはいかない環境、実際のニーズとのギャップだったりで葛藤があっただけに、そのメッセージには相当凹んだ。

あぁ、何がベストなんだろう?

って。


びっしり書かれたメッセージは終始、僕にとっては厳しいものだったけど、言ってることは正しいと思う。

悔しいけど。


というわけで、いろいろと今は授業についてまたゼロから考えている今日この頃。



週末だからタウンの集まりに誘われたけど断った。
もちろん、行きたいに決まってるんだけど、一人になってしんどくなるまで考えないとこのまま変わらずにまた来週を迎えてしまう気がして、それはもっと嫌だった。




自分の授業に自信が持てない。


だから、自信が持てるように努力するしかない。




久しぶりに訓練所時代の写真を見て少し感傷的になってしまった…。

3班のお姉さん方にはずいぶんいじられた(いや、お世話になった)。

堂々と会えるように頑張らねば。






どんだけ歳を取ったって、そりゃ泣きたくなる時もある。



あの頃に戻ろう。



明日も闘いだー。



かわいそうに、こちらのゴキブリは栄養状態が悪いんだろう。


弱すぎて張り合いがない。

だらしない。

ぱっと見、素早いが、逃げるコースが全然ダメだ。



やつらを日本に留学させて世界レベルを見せてやりたい。

自分に羽が付いてるのに、それに気付いてない。

宝の持ち腐れだ。





1年生は静かすぎて逆に授業しにくい。

今年は去年の反省を活かし、ゆっくりでいいから理解を最優先に教えたい。



年末に計画していたタンザニアは断念することにした。

その変わり、行先を変えた。



ザンビアが世界に誇るビクトリアの滝。

ジンバブエとの国境に跨る橋にはとっておきのアトラクションがあると聞く。

僕もそろそろ、自由落下をしてみたいなと思っていたところだ。

空気抵抗を無視すれば、あの橋からリバウンド地点まで計算上約4秒前後。

度胸なんて必要ない。

必要なのは「お金」と「死んでも責任問いませんっていう誓約書」だけだ。

アフリカでするだけに、その誓約書がやけにリアルだが、ま、これも経験だろう。



姉の結婚式で流れていたある曲が頭から離れない。

頭から離れない。

曲名がわからない。

一日中気になって眠れない。

多分あの声は風味堂だと思うんだけど…。




歌がなかったら世界は多分、白黒だ。


新学期から遅れること約1カ月、ようやく1年生が入学してきた。

12歳から17歳まで年齢は様々。

今学期は大学に行く先生がいるため、暫定的に僕も1年生の数学を担当する。

今日は初日ということで自己紹介をした。

一通り説明し終えた後、質問を募ったが、全然出てこない。

去年は、

「結婚してますか?」

とか、

「何歳ですか?」

とかいろいろ出たのに、今年は大人しく、逆に怖い。

出ないので帰ろうとすると、恐る恐る手をあげたやつが一人。

ついに来たか!



「・・・先生はジャッキー・チェンの兄弟ですか?」



一瞬、背伸びして真顔でイエスと答えてやろうかと思ったが、ジャッキー・チェンに失礼なので、やっぱりやめた。

「違うよ、まずね、僕は彼とは生まれた国が違う。」

こんな事を俺はなんでバカ丁寧に説明しなきゃならんのだ…。

まぁでも、小さいころから「うそつきは泥棒のはじまりだ」と散々言われてきたし、ガキンチョ相手でも嘘は良くないだろうと自分を抑える。

そこから日本語を書いてほしい、日本語を話してほしいだののお決まりの意見が出て、適当にしゃべった。

明日からこいつらとの新たな闘いが始まる。



2年生の方は今日でやっと1年生のトピックが終わった。

予備実験で一度も成功できなかった中和が授業できれいに決まった時(ちょうどpH7でストップ)は思わずニヤけてしまった。

ただ、やつらがこの中和の難しさ・素晴らしさをわかるのはもう少し先の話だろう。



そういえばノーベル物理学賞が発表された。

グラフェン。

別に詳しくはないが、そう聞くと一緒に過ごした研究室の人々を思い出す。

決して楽ではなかったけど、楽しかったと思えるのは一緒にいた人たちが最高だったからだ。

それしても、グラフェン。

化学じゃなくて物理学なんだー、と思ってみたり…。



2010.10.03 補習


土曜日は2回に分けて国家試験対策の補習。

朝の部、昼の部合計でだいたい学年の1/3くらいが来ました。

任意参加にしてたので、まぁ上出来。


過去問から先週終わったチャプターの問題をいくつか選んで出題。

これができないできない。

お前らは一体何を勉強してきたんだ?

いや、むしろ俺は一体何を教えてきたんだ?

ってなるくらいできない。

4拓問題はできても文章題になるとさっぱり。

問題の意味すらわかってない。

最高でも半分できるかできないかくらい。

テストをすると、わかってないことがよくわかる。

国家試験がどれくらいのレベルなのかがわかっただけでも収穫になればと思います。



徒労に終わんなきゃいいけど。


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。